キーパーズ

約50年前、米ボルチモアでひとりの修道女が殺害された。「キーパーズ」は、いまだ未解決の殺人事件とそこに潜む恐ろしい秘密、そして50年後の今も消えない痛みに焦点を当てた、ライアン・ホワイト監督 (「ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~」、「愛しのフリーダ」) による7部構成の迫真のドキュメンタリーシリーズです。

本シリーズの幕開けは1969年11月7日、周囲から愛されていたボルチモアのカトリック高校教師で修道女のシスター・キャシー・セズニックが行方不明になるところから始まります。その約2ヵ月後にキャシーは遺体となって発見されるも、事件は迷宮入りしたまま今日にいたります。

1990年代には、この事件が再び注目を集める出来事がありました。シスター・キャシーの元教え子の女性、通称"ジェーン・ドウ"が、同高校に属する司祭から受けた恐ろしい性的虐待行為を告発したためでした。さらに驚くことに、ジェーン・ドウはその司祭によって、当時まだ発見されていなかったキャシーの死体が遺棄された場所に連れて行かれ、「人の悪口を言うとどうなるか、見ておくといい」と言われたと暴露したのです。だが他にも虐待の被害者や目撃者が証言したにもかかわらず、ついに誰もその責任を問われることはなく、ボルチモア以外で報道される事もほとんどないまま、事件は風化してしまいました。

今あらためて、真実を明らかにしたいと願うシスター・キャシーの友人や親族、ジャーナリスト、政府関係者、そしてボルチモア市民。ホワイト監督は、彼らとの対話を通して、人々から愛されたひとりのカトリック高校教師の死の向こう側にある物語を、聖職者による虐待や抑圧された記憶、そしてこれまで事件を45年間放棄してきた、あるいは隠蔽してきた政府と宗教団体の全容を明らかにしていきます。

プレス担当者連絡先

Maxine Pezim / Photo & Clip Requests

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